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        最近読んだ本(2003年)
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 本には2種類ある。私が読んでおもしろい本とそうでない本である。ここで紹介する本は前者である。読んだ本人が言うのだから間違いない。他方、人がおもしろいと言った本で、おもしろかった例(ためし)がない。ものの評価的コメントは評価する人を反映したものだから、自分で原著を読んでみないと本当のところは分らないのは言うまでもない。
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書 名・著者名・出版社    思 っ た こ と
絵のある人生

 私には、好きな絵、嫌いな絵はあるが、いい絵なのか、すごい絵なのかは分からない。 自分で描いてみれば、その絵の上手さとか、すごさというものが実感として多少は分かるのかも知れないが、絵そのものだけを見て、そのよしあしの判断ができるのだろうか、と思う。 そのあたりのことも自然に語られていておもしろい。 芸術は、「創らないではいられないエネルギー」 のみが創る。
(2003.11. 9)

安野光雅
岩波書店
ユダヤ人大富豪の教え

 金持ちでも幸せでない人は多い。幸せな金持ちになる秘訣は何であるか、を説く。サービスの質と量で報酬学は決まるという社会の成り立ちを知ること。得意なことではなく好きなことをやること。思考が人生を形作り、感情が人生をコントロールする。などなど、共感することも多かった。
 謙虚に考えること、賢く考えることが重要で、無理なく金持ちになれ自由人になれる人もいるということのようだ。
(2003.10.19)

本田健
大和書房
発想名人

 「ネガティブな意見を言っている暇があったらアイディアを出せ」  物事に消極的な意見を言う人に対しては、かまわずこう言おう。キラワレルかウラマレルことになるだろうが、それがいやなら、少なくとも自分に対してはいつもそう言いきかせよう。 もっとも、独創的ネガティブな意見なら許そう。
(2003.10. 3)

齋藤孝
文藝春秋
大人のための哲学授業

 自分の生き方を見詰め、新たな方向を見出すためにサポートするものが哲学でなくてはならない、という視点で書かれた哲学入門講義である。 自分を見詰めるとはどういうことか、どうすればできるのかという示唆がある。 後半のカント、フッサール、ハイデガーなどの哲学解説になるとなかなか困難であるが、哲学的ものの考え方の雰囲気だけは理解できたような気がする。
(2003. 8. 27)

西研
大和書房
ま・く・ら

 落語調で語られる、とにかくおもしろいエッセイである。 米国に英語留学した話や、ホームレスにバイクの駐車場に住みつかれた話など、おかしくも心温まるものばかり。 私は病気を患い病室のベッドで苦しんでいた時、この本を読んでとても癒された。
(2003. 7.24)
(追:続いて出た 「もひとつ ま・く・ら」 もおもしろかった。)

柳家小三冶
講談社
今どきの教育を考えるヒント

 現在の教育における問題について、著者の考えを極めて明快に述べてある教育論エッセイである。 「なぜ人を殺してはいけないんですか」 というある若者の質問に対しても、回答は明快である。 学校教育、親子関係、社会の問題など幅広く大きな視点で、教育の原点から考察する論法は、とにかくわかりやすい。
(2003. 7.13)

清水義範
講談社
これから −50代の居場所

 著者が全く同世代だからだろうか、50歳にして思うこと感じることを同じくし共感することがとても多い。楽しめた。著者は小説 「それから」 でも有名なあの文豪、漱石の孫である。
(2003. 2.14)

夏目房之介
講談社
ネットワーク過剰防衛
 マニュアル

 E−メールを利用したり、ホームページを開設するということは、何らかの個人情報を発信していることである。不特定多数の人に知られてもいい情報(このページのような人畜無害なもの)ならもちろんかまわないが、問題は公開するつもりのないものまで洩れたり引き出されたりし、それらが悪用されることである。ネットシステムの仕組みについて無知であったり、ちょっとした不注意であったり、あるいはあまりに無防備、無警戒であったりするためである、と言われるとこれは自己防衛に努めなければならないと思う。(index.html を作って置いておくことはすぐ実行しよう。また無線ランを暗号化し…、おっと危ない無線ランを使っていることが知られてしまう.)
(2003. 2. 9)

網野嵐
秀和システム
みんな本を読んで大きくなった

 私は本を読んで大人になった、とはとても言えない。幼年時は周りに本が多い環境ではなかったし、思春期には本当に知りたいことは本に書かれていないという思いがあった。 それでも、幼年時に目にした数少ない本のメルヘンの世界は、幼い心に強烈な印象を残した。高校生のころ、大阪の兄が自分の書棚から引き抜いてくれた(今も古びて手元にある)、ジョージ・ガモフの 「現代の物理学」 −量子論物語−(河出書房)は、帰りの汽車の中で読み初めたが、さすがに理解できない部分も多く、その後何ヶ月もかかって読んだ。まさに自然の神秘に心打ち震える思いであった。 子供の頃に受ける本の影響は多大なものがあるのは間違いない。
(2003. 2. 7)

朝の読書推進協議会編
メディアパル









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